【完全版】エアコンの水漏れ原因5選と対策|放置すると危険!現役プロが徹底解説

一般の方向け

「床が濡れている…」「室内機の下がぽたぽた…」、、、
エアコンの水漏れは、放置すると床材の腐食やカビ、家電故障につながる厄介なトラブルです。

この記事では、第一種電気工事士/年間100台以上施工の筆者が、水漏れの主な原因・自分でできる応急処置・プロに頼む基準を、スマホでも読みやすく整理して解説します。
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1. まずは症状チェック(3分診断)

  • 室内機から連続して滴下する:ドレンホースの詰まりの可能性大
  • 冷房を止めた後もしばらく滴る:内部結露が多い/排水不良
  • 使用開始直後から漏れる:設置の傾き・施工不良の疑い・ドレンホースの詰まり
  • におい・風量の低下:フィルター/熱交換器の汚れが原因かも

カビ臭や風量低下がある場合は、清掃(DIYまたはプロ)を優先しましょう。

2. エアコン水漏れの主な原因5つ

原因①:ドレンホースの詰まり

冷房中に発生した結露水はドレンホースで屋外へ排出します。
ホコリ・カビ・虫の侵入で詰まると、水が逆流して室内機から漏れます。

  • 屋外側のホース先端に異物・虫が詰まっていないか確認
  • 屋外側のホースから水が出ていない → 詰まりの可能性

原因②:フィルターの目詰まり

吸気が阻害され、内部に結露が滞留、またはホコリが溜まる。結果的に排水が追いつかず漏れに発展します。

  • 1〜3ヶ月に一度の定期清掃が目安
  • 破れ・劣化があれば交換

原因③:設置の傾き・施工不良

室内機が水平でないと水がドレン側に流れず手前側(室内側)へ溢れることがあります。
新設・移設直後の水漏れはまずここを疑いましょう。

原因④:熱交換器(内部)の汚れ

見えにくい部分の汚れ(フィン・ファン)が結露水の流れを妨げ、ドレンパンからの排出がうまくいかない状態に。

原因⑤:室内の気密性不足(結露増大)

窓やドアの開放・断熱不足で外気の流入が多いと、温湿度差が大きくなり結露量が増加。排水能力を超えて漏水することがあります。

3. 自分でできる応急処置・確認ポイント

  1. 運転停止&電源プラグを抜く(安全確保)
  2. ドレンホースの先端チェック:異物があれば除去。軽度詰まりは市販のサクションポンプで吸引
  3. フィルター掃除:乾いたホコリを取り、ぬるま湯でやさしく洗浄→完全乾燥
  4. 室内機の水平確認:明らかな傾きがあれば施工店に相談
  5. 使用環境の見直し:窓・ドアを閉める/断熱カーテン活用

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4. プロに依頼すべきケースと料金目安

以下に当てはまる場合は、無理をせずプロ依頼がおすすめです。

  • ドレン吸引を試しても改善しない/すぐ再発する
  • 室内機からの連続的な漏水や、電装部周辺からの漏れ
  • 設置の傾き・内部破損(ドレンパン等)の疑い
  • エアコン本体の異音・異臭・エラー表示を伴う
作業区分 料金目安 備考
壁掛け(通常)分解洗浄 12,000〜15,000円 内部まで高圧洗浄
お掃除機能付き 19,000〜26,000円 機種により工数増
天井埋め込み(一部地域) 30,000〜33,000円 店舗・事務所で多い
複数台割 2台目以降 −4,000〜 同日作業で割安

※設置状況・機種・汚れ具合で変動します。詳しくは見積り時にご確認ください。

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5. 放置するとどうなる?(悪化のメカニズム)

  • 床材・壁紙の腐食・シミ:復旧費用が高額化
  • カビ・雑菌繁殖:健康リスク・異臭の原因
  • 基板・ファンの故障:結果的に買い替えコスト増

「ちょっと濡れてるだけ…」は危険サイン。早めの対処でトータルコストを下げられます。

6. 予防・メンテナンスチェックリスト

  • ドレンホース先端:異物・虫の侵入なし
  • フィルター:1〜3ヶ月ごとに清掃・劣化時は交換
  • 室内機の水平:設置直後は必ず確認
  • 内部清掃:シーズンごとに(冷房後・暖房前)検討
  • 使用環境:窓・ドアは閉め、断熱カーテン等で気密性UP


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