『自分でなんとか解決できないのか?』、『とりあえず早く応急処置でも良いからしたい!』、『業者さん呼びたいけど日程の都合が合わない、、、』なんてことはよくありますよね。
リビングエアコンではテレビの上にエアコン設置されている家庭が多くあります。テレビ水没は泣けてきます。。。泣
その他にも床の下に水が回り込んでしまい、建物の土台(木)が濡れてしまい土台が腐っていく可能性もあります。
エアコンの水漏れが住宅そのものを壊してしまうきっかけになってしまいます。
一軒家に住んでるならまだしも、アパートやマンションに住んで居られる方はエアコンの水漏れが原因でお隣さんや下の階の方達への迷惑行為となり近隣トラブルに発展しかねません。
エアコンの水漏れが近隣にまで被害を及ぼしてしまうと、近隣宅の天井補修工事、壁補修工事、水没で故障してしまった高額家電等の請求がきてしまうことなど考えられます。
今回の記事ではそういったリスクから逃れられることができ、日々のメンテナスにより急な出費を避けることができます!
この記事を読んでくれたあなたは、エアコンの水漏れに関する『原因』『対処法』に関するノウハウを手にすることが出来ます!
この記事では、エアコンの水漏れが発生する主な原因5つとその解決策を現役エアコン屋が解説します。
水漏れを防ぐための予防方法や必要なメンテナンスも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
1. ドレンホースの詰まり
ドレンホースとはエアコン室内機で発生した水を排出する重要な部分です。
基本的には冷房運転をした時に室内機からの水漏れが起こります。ですので夏に多い症状です!
ホースの中が詰まると水が逆流し、エアコンの室内機から水が漏れてしまいます。詰まりの原因は、ホコリやカビ、虫の侵入などさまざまです。ゴキブリやカメムシってここから侵入すること結構あるんですよ、、、泣
解決策:
- ホースの定期的な清掃を行い、異物がたまらないようにしましょう。
- 室内機の定期的なメンテナンスを行いましょう。※定期的=エアコンが付いている場所による。(多数の人が出入りする店舗等は1ヶ月に1回程度の点検、一般家庭だと2〜3ヶ月に1回は点検しておきましょう!)
- サクションポンプで詰まりを解消させる。
- ドレンキャップで虫の侵入を防ぐ。
ドレンホースの詰まりを解消させるならこれ!↓
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虫の侵入を防ぐならこれ!↓
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※ドレンキャップも良し悪し!!
というのも、室内機側からホコリも多少外へ排出されます。ですのでドレンキャップを取り付け、放置をすると室内機側から排出されたホコリがチリも積もり溜まっていき、水が外へ排出できなくなり部屋の中へ水漏れします。(ドレンホースの詰まり)
ドレンキャップを取り付ける際は、ドレンキャップ取付個所の点検も定期的に行うと完璧です!!
2. フィルターの汚れ
エアコンのフィルターが汚れると、空気の流れが悪くなり、エアコン内で結露が発生しやすくなります。これが水漏れの原因となることがあります。特にフィルターの掃除を怠ると、内部で水がたまりやすくなるのです。
先ほどもご紹介したドレンホースように、エアコンのフィルターに付着したホコリがドレンホースへ流れこんでしまうと詰まりの原因になります。
解決策:
- フィルターは少なくとも1〜3ヶ月に一度は点検を行いましょう。※上記のドレンホースでご説明した定期になります。
- 劣化したフィルター等はフィルターを交換することで、エアコンの効率も向上します。
3. 機器設置不良
エアコンの設置が不適切な場合、室内機から水が漏れることがあります。特に、エアコンが傾いて設置されていると、室内機の排水が正しく機能せずに水が漏れてしまいます。
※取付個所によっては、室内機が斜めに取り付けされてみえる場合があります。
建物が斜めで室内機が水平に取り付けてある場合、室内機が斜めに見えることがあります。(目の錯覚)
解決策:
- エアコン業者が設置後に、必ず水平に設置されているか確認してもらいましょう。
(通水テストはオッケーでしたか?と確認することが出来れば完璧です!!)
- 機器設置は、プロの業者に依頼することが大切です。
4. 熱交換器の汚れ
熱交換器とは、室内機のフィルターを外した向こう側の鉄のアミアミの部分になります。
フィルターの汚れと同様に、熱交換器が汚れると結露水が正常に排出されず、水が漏れる原因になります。特に長期間メンテナンスをしていないエアコンでは熱交換器にホコリが溜まりやすいです。
解決策:
- 専門のクリーニングサービスを利用して、熱交換器の清掃を定期的に行いましょう。
- 自分でクリーニングを行う場合は、適切なクリーニング方法で行いましょう。家事になる恐れがあります。熱交換器の清掃はプロに任せましょう!!
5. 部屋の機密性
意外かもしれませんが、部屋の機密性が低いとエアコンがうまく機能せず、室内機で水漏れが発生することがあります。特に、窓やドアが開けっぱなしの状態でエアコンを使用すると、結露が増え水が漏れる可能性が高まります。
解決策:
- なるべく窓やドアは閉めた状態でエアコンを使用しましょう。
- 断熱性の高いカーテンや窓を取り入れると、結露を防ぐ効果もあります。
おまけ:ドレンパンの割れ
ドレンパンとはエアコン室内機で結露水を集めるトレー(バケツ)のような役割を果たします。長年の使用で亀裂や破損が起こることがあり、これが水漏れの原因になることもあります。
解決策:
- ドレンパンの割れが原因で水漏れを起こしている場合は自分ではどうにもなりません。使用しているエアコンのメーカーへ修理依頼、部品交換を行いましょう
まとめ
エアコンの水漏れは、ドレンホースの詰まりやフィルターの汚れ、設置不良など、さまざまな原因によって発生します。水漏れを防ぐためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。ホースやフィルターの清掃、熱交換器のクリーニング、そして設置状態の確認など、こまめにチェックを行うことで、エアコンを快適に使用できます。もし、プロの手を借りたい場合は、メンテナンスサービスの利用を検討してみましょう!!
水漏れを未然に防ぐために、これらのポイントをしっかり押さえましょう!