エアコンが臭い、、、カビの臭いがする、、、 誰もが経験したことがあると思います!
しかし「どうすればいいの?」、「どうすればこの臭い無くなるの?」こう思いますよね。 今回はこのような疑問を現役エアコン屋が解決します!
今回の記事をご覧いただけると、エアコンで快適空間を作り出し故障を未然に防ぎます!
カビや臭い対策、エアコン内部の掃除方法を初心者向けに紹介します。おすすめの掃除道具やコツも詳しく解説し、快適な室内環境を維持するための自宅でできるメンテナンス法をご紹介します!
「カビ臭いのをなんとかしたい!」「 カビや細菌をクリーニングしたい。」とお考えの方は是非参考にしてみてください。
初心者でもできるエアコンクリーニングの基本知識
エアコンのクリーニングを自分で行うには、まず基本知識を理解することが大切です。プロや業者さんに依頼する方法もありますが、まずは自分で簡単に行う方法もあるのでエアコンの効率を良くするため、寿命を延ばすために役立つ情報を紹介しますので是非参考にしてみてください!!
- クリーニングの目的: エアコン室内機にたまったホコリやカビを取り除き、冷房暖房の効率を向上させ快適にし、電気代の節約や機器の故障リスクを最小限に抑えます。
- 必要な頻度: 季節の変わり目、特に夏の前や冬の前に1回のクリーニングが推奨されます。定期的にメンテナンスを行うことで、故障リスクの低減にも繋がります。機器の取付されている場所によってクリーニング頻度は異なります。人が多数出入りする場所などは、月1回程度のメンテナンスを推奨します。
- 準備する物: 掃除機、ブラシ、エアコン専用クリーナー(一般的な中性洗剤などでも可)、カビ取りスプレーなどの道具を揃えておくと便利です。
なぜ重要か?
基本的な知識があれば、掃除がスムーズになり、エアコンの寿命を延ばしながらトラブルを未然に防ぐことができます。
エアコン室内機の掃除で気をつけるべきポイント
エアコンの室内機の掃除はデリケートな作業です。自分で行う際に気をつけるべきポイントを押さえましょう!
- 電源を必ずオフにする: 作業前に必ず電源を切り、コンセントを抜いて安全を確保しましょう。
コンセントではないタイプのエアコンであればブレーカーをオフにしましょう。
例えば、分電盤を開けると「リビングエアコン」などと名称の入ったブレーカーがあるはずです。そこを「オフ」にすれば電源をオフにできます。 - 専用ブラシ等を使う: 一般的なブラシではなく、エアコン内部専用のブラシやクリーナーを使用すると、効果的に汚れを落とせます。
- カビ対策の徹底: エアコン用のカビ取りスプレーを使用します。これによりカビの再発防止、消臭効果にもつながります。
※スプレー使用時は必ず換気を行ってください。 - 電装盤(基盤)には絶対にスプレー噴射しない:感電、漏電、機器の故障に繋がります。ここも気を付けていきましょう!
基本的には室内機に向かって右側に電装蓋があります。
なぜ重要か?
誤った手順で掃除するとエアコンが故障するリスクが高まります。正しい方法を理解し、慎重に進めることが重要です!
内部フィルターのクリーニング手順
フィルターはエアコンの心臓部ともいえる重要な部品です。定期的なクリーニングが必要で、以下のステップで清掃を行いましょう。
- 前面カバーを外し、フィルターを取り出す: エアコン本体の前面カバーを外し、フィルターを取り出します。
- 掃除機でホコリを除去する: フィルターに溜まったホコリを掃除機でしっかり取り除きます。
- 中性洗剤で洗浄する(カビの再発防止): 中性洗剤を水に溶かし、フィルターを優しく手洗いします。強く擦らず、丁寧に洗浄しましょう。
※水洗い不可のフィルターもあるので要注意です!! - 完全に乾燥させてから元に戻す: 濡れたままではカビの原因になるので、十分に乾かしてからエアコンに戻します。
なぜ重要か?
フィルターが詰まると、エアコンの冷暖房効率が低下し、電気代が上がる原因、故障の原因となります。定期的な清掃でエアコンの能力を最大限に引き出しましょう。
エアコンの臭いを防ぐためのクリーニング法
マジでエアコンからの異臭はなんとも言えない不快感ですよね、、、
エアコンからの異臭は、内部に蓄積されたカビや雑菌が原因です。以下の方法で臭いを防ぎましょう。
-
- エアコン専用スプレーの使用: 内部(熱交換器)に直接スプレーを噴霧し、カビや雑菌を除去します。使い方は製品の説明書に従い、均等に噴霧してください。
熱交換器とは、フィルターを取ると出てくる「鉄のアミアミ」の部分です!
※絶対に素手で触らないこと!!すぐ手が切れます。
エアコン用カビ取りブラシ
エアコンの防カビスプレー(無香料タイプ)
エアコンスプレー フローラル(香り付き)
- エアコン専用スプレーの使用: 内部(熱交換器)に直接スプレーを噴霧し、カビや雑菌を除去します。使い方は製品の説明書に従い、均等に噴霧してください。
- フィルターの交換と消臭: 定期的に消臭フィルターを交換することで、臭いの発生を防ぎます。
- 乾燥モード(内部クリーン)を利用する: 使用後にエアコンの乾燥モードを活用し、内部をしっかりと乾燥させることで、カビの発生を防ぎます。
また、夏場の通常冷房運転の使用後に乾燥モードを使うと効果的です。
なぜ重要か?
臭いは快適な環境を損なうだけでなく、健康リスクにもつながります。
「匂いが気になる=カビ」、大体はこれです!笑
定期的なクリーニングとメンテナンスで、健康的にも安心して使用できるエアコン環境を保ちましょう。
クリーニング後のエアコンチェックと動作確認方法
当然ですが、クリーニングが完了したらエアコンが正常に機能しているか確認することが重要です。
- 送風モードで異音・異臭を確認: まずは送風モードで異常がないかをチェックします。
- 冷暖房機能のチェック: 冷暖房の機能を切り替え、温度設定に応じて反応するか確認します。異常があれば、プロに相談することをおすすめします。
- フィルターランプとエラーメッセージの確認: フィルターランプが点灯しないか、エラーメッセージが表示されていないかを確認します。
なぜ重要か?
クリーニング後に正常に稼働していることを確認することで、トラブルの発生を未然に防ぐことができます。
クリーニング出来なかった場合・異常が起こった場合
記事のコンセプトとズレますが、自分で出来なっかた場合や異常が起こった場合はプロの出番です!
さすがプロ!!という仕事をしてくれます。
【エアコンクリーニングプロ!】
まとめ
この記事では、初心者でも自分でできるエアコンクリーニングの基本手順と道具を紹介しました!
エアコンの性能を保ち、健康的な環境を維持するためには定期的なクリーニングが絶対に欠かせません。特にカビや臭い対策は重要で、正しい方法と道具を使うことで、快適な室内環境が維持できます。ぜひ参考にして、次のシーズン前にエアコンクリーニングを実施してみてくださいね!