エアコンをつけた瞬間に「うっ…カビ臭い」。
この悩み、毎年とても多いです。
家族の健康が心配になるし、部屋中が嫌なニオイで満たされてしまいますよね。
この記事では、年間100台以上の施工経験がある現役エアコン業者の私が、
● カビ臭の本当の原因
● 自分でできる対策
● どこまでDIYで限界か
● プロに任せると何が変わるのか
を、読者ファーストで分かりやすく解説します。
カビ臭は放置すると悪化し、電気代にも健康にも悪影響があります。
まずは原因から紐解いていきましょう。
目次
- エアコンがカビ臭い“本当の原因”
- 自分でできるカビ対策(安全にできる範囲)
- DIYの限界ライン|ここから先は危険
- プロの徹底洗浄で何が変わるのか
- カビ対策に強いプロ業者3社
- まとめ|カビ臭は“初期対応の速さ”が鍵
① エアコンがカビ臭い“本当の原因”とは?

カビ臭の原因は、ほぼ100%がエアコン内部(フィン・吹き出し口・ファン)に発生したカビです。
特に夏の冷房後は内部が濡れており、カビが急速に繁殖します。
主な原因はこの3つ
● 内部が湿ったまま放置される
冷房後の内部は湿度90%以上。カビにとって最高の環境になります。
● ホコリがカビの栄養になる
フィルターや熱交換器(室内機内部)にホコリがあると、そこにカビがつきやすい。
● 吹き出し口の黒カビ(最悪パターン)
ファンまでカビが進行すると、掃除機や簡易スプレーでは除去できません。
つまり、「表面だけ掃除してもニオイが取れない」 のは
カビが内部の奥まで進んでいるからです。
② 自分でできるカビ対策(安全にできる範囲)

まずは、誰でもできて効果のある対策から紹介します。
1. フィルター掃除(2週間に1回)
フィルターのホコリはカビの温床。
掃除機 or 水洗いでOK。必ず完全に乾かしてください。
2. 送風運転で内部を乾燥
冷房停止後に30分〜1時間「送風運転」をするだけで、内部の湿気を飛ばせます。
夏は特に有効です。
3. 吹き出し口の簡易清掃
市販のブラシで手の届く範囲を軽く掃除するのはOK。
ただし、奥まで無理に触るとファン破損の危険があります。
4. 市販の防カビスプレー
軽度のカビ臭なら一時的に軽減します。
ただし根本のカビは取れません。
これらで改善するのは「軽度のカビ臭」です。
数ヶ月放置したカビや、黒カビが見える状態はDIYでは限界があります。
③ DIYの限界ライン|ここから先は自分で触ると危険

次の症状がある人は、DIYで改善しません。
● 電源を入れた瞬間に強烈なカビ臭がする
→ ファンまでカビが進行済み
● 吹き出し口に黒いポツポツが見える
→ 完全に内部カビ
● 冷房をつけると咳が出る・のどが痛い
→ カビが空気中に拡散している
これらは表面掃除・スプレー・市販道具では基本改善しません。
むしろ奥に押し込んで悪化させるケースが多いです。
④ プロの徹底洗浄で何が変わるのか

プロの作業はDIYと根本的に違います。
● 高圧洗浄で内部カビを99%除去
フィン・ファン・ドレンパンまで完全洗浄します。
● ニオイがその場で消える
「つけた瞬間にカビ臭い」が即改善されます。
● 電気代が下がる
カビが取れて風量が戻る=効率アップ。
● アレルギー対策にも有効
小さなお子さん、高齢者がいる家庭は特に効果大。
カビ臭はプロの高圧洗浄が最も効果が高い確実な方法です。
「何をしても取れない」という相談の8割は、プロ洗浄で解決しています。
⑤ カビ対策に強いプロ業者3社

カビ臭の原因にアプローチできる、信頼できるサービスだけを厳選しました。
1. ユアマイスター|口コミで選べる全国対応
料金比較・口コミ評価が見やすく、
「初めてプロ依頼する人」の満足度が高いサービスです。
2. カジタク(イオングループ)|定額・追加料金なし
料金が全国一律で分かりやすい。
「追加料金が不安」という人にピッタリ。
👉 【カジタク】定額料金を確認する
3. おそうじ本舗|本格分解に強い大手チェーン
分解レベルの高いクリーニングが特徴。
ニオイの根本改善を求める人に向いています。
⑥ まとめ|カビ臭は“初期対応の速さ”が解決のカギ
カビ臭は放置するとどんどん悪化します。
軽度ならDIYで十分ですが、強いニオイや黒カビがある場合は、
早めのプロ洗浄が最も確実な解決方法です。
あなたと家族が安心してエアコンを使えるよう、この記事が少しでも役立てば嬉しいです。
