突然ですがこの記事を読んでいただいているそこのあなた!こんなことを思っていませんか?
「エアコン工事出来るようになりたい」「エアコン工事は儲かる、儲けれる」「ワンシーズンで1年分稼げる」「エアコン工具ってなにがあるの?」「工具ってどれがいいの?」などとお考えではありませんででょうか?
確かにエアコン工事は儲かるし、ワンシーズンで1年分稼ぐことは可能です。
ですがそれには、「作業の効率化」「最小限のリスク」などが重要です。件数をこなして慣れることも大事です。本当に「工具」のもんです!笑
工具で「作業の効率化」「最小限のリスク」がとてつもなく大きく関係してきます。
工具選びに悩んでいる方必見です!
これからエアコン屋になる人、エアコン屋初心者の方向けに参考になればと思いこの記事を書きました!
初心者の方でも失敗しないための工具の選び方と便利グッズを現役エアコン屋が徹底解説していきます。エアコンの取り付け手順に沿って使用工具を解説していきますので是非参考にしてください!!
エアコン取り付けに必要な基本工具とは?
「必要な工具がなければ失敗する?」初心者でも安心のツール選び
エアコン取り付けは正確な作業が求められるため、適切な工具が必須です。間違った工具選びは、取り付けミスやガス(冷媒)漏れにつながる可能性があります。ミスが起こるリスクが高まります。ここでは、初心者が揃えるべき基本工具をプロの視点で解説します。
初心者向け!エアコン取り付けに必要なエアコン専用工具一覧
まずは以下の工具が無いとエアコン屋にはなれません!!
エアコン専用工具かつ、かなり便利性が良いのでしっかりチェックしておきましょう!
まずはコレ!初心者におすすめの工具セット
これまで、個別で工具のご紹介をしましたがセット品もあります!
こちらもチェックしてみてください。
「プロ仕様だけど初心者にも扱いやすい!」と評判のエアコン工具セットを紹介します。
[おすすめ工具セットはこちら]
エアコン専用工具が全部揃ってます!ひとまずこのセットさえあればエアコン屋さんになれます!笑
少し値段が高いと感じられる方もいるかもしれません。しかしセット品はコスパが良いし、なにより現場を数件たたけば一瞬でペイできます!
初心者におすすめの便利グッズ3選
「作業効率アップ!」プロも使うおすすめアイテム
取り付け作業をもっと簡単にするためには便利グッズが欠かせません。初心者でも使いやすいアイテムを厳選しました。使っている人もいれば使っていない人もいます。
ですが、僕は使ってます!!ミスを起こさないための策でもあります!
選び方のポイント
- 「作業効率が上がるか」
- 「操作が簡単か」
- 「耐久性があるか」
- 「コスパが良いか」
おすすめ便利グッズ3選
便利グッズの購入はこちら
「初心者でも簡単に扱える!」便利グッズを以下でチェック!
・ウィンバッグ
取り付け前の準備と設置場所の選び方
「段取り8割、取り付け2割!」成功の秘訣はここにあり
エアコン取り付けの成功は「段取り」にかかっています!特に設置場所の選び方、材料の拾い出しが重要です。
現場調査や取付場所の写真をもらった時点で、どのように取り付けるのかを完璧にイメージしておきましょう!完璧に取付のイメージをしておくことで、材料の忘れ物などしなくて済むでしょう!
取り付け場所の選び方
- 室内機
- 吸気、風向きを考慮する。
- 配管の取り回しを考慮した配管経路を選ぶ。
- ルーバーがカーテンレールに干渉しないか。
- 取付機器は畳数に合ったエアコンなのか。(機器選定)
※参考記事はこちら↓
エアコンの畳数ってどう選ぶ?失敗しないための4つのポイントと適正サイズの重要性
- 室外機
- 通気性の良い平坦な場所に設置。
- 隣家への騒音トラブルを避けるための位置選定。
- 配管の取り回しを考慮した配管経路を選ぶ。
準備リスト
- 工具一式の確認
- 配管経路
- コンセント(100Vなのか200Vなのか)
- 設置場所
エアコン取り付け手順:初心者でも簡単なステップガイド
「これで迷わない!」プロ直伝の取り付けステップ
初心者が取り付けに失敗しないよう、具体的なステップを解説します。
ステップ順に沿って必要な工具をご紹介します!
※右出し標準取付方法
※場所や人によって、取付方法は異なります
結果的に「エアコン設置」という目標までの参考の手順になりますので、エアコン設置に慣れてくれば自分なりに手順をアレンジしてみても良いかもしれません!!
ステップ1:壁金具(通称:背板)の設置
- 機器を取り付ける場所の下に養生マット、キャタツを安定に設置し、貫通穴の位置出しをします。
ドリル等を使用し貫通穴(室内側)を空けます。(コアドリルが必要です)
※壁の中の電線や外壁面に干渉しているものが無いことを確認することが重要です。
室内側の穴あけが終わったら、外からも穴をあけましょう。
※化粧カバーを取付の際はこのタイミングで行うと、効率的です! - 貫通穴を空け(もしくは空いている)、水平器を使って壁に金具を設置。
ペン型ドライバーが非常に便利ですよ!(主にマキタ、パナソニック。色合いなど多数なのでお好みですね)
貫通穴を先に空け、背板を穴位置に合わせ取付したほうがリスクが減ります。
先に背板を取り付けた場合、穴あけの際に電動ドリルを使用するため、穴位置がずれる場合がまれにあります。
そうなると、せっかく取り付けた背板を付け直す手間が発生します。 - 必要に応じてアンカーを使用し、強度を確保。
※壁に下地がない場合には必ずアンカーを打ちましょう!!
ステップ2:室内機の取り付け
- 外からVVF電線を貫通穴へ入れ室内に持っていき、VVF電線を室内機へ接続します。(必要に応じて室内機のアース電線の接続も行いましょう。)
- 機器取り付け準備完了!室内機を背板へ掛けましょう!
壁に傷をつけないように、配管が絶対に折れ曲がらないように要注意しましょう。 - 室内機が掛かったら、必要に応じて室内でアース線の繋ぎ。(コンセントへ)
※コンセントプラグの差し込みは試運転の際に行いましょう。 - 室内の大まかな作業は終わったので、外へ出て「ドレン配管の繋ぎ」、「冷媒配管の繋ぎ」を行いましょう!
※化粧カバーを取り付けた際は、このタイミングでフタをしていきましょう!
ステップ3:室外機の取り付け
- 室外機架台(プラロック)を使用する際は、組み立てましょう!
- 写真のように「配管の取り回し」「配管の曲げ位置」「繋ぎの高さ」「繋ぎ位置」を意識して室外機を繋ぎ込みましょう。
※モンキー(押さえ用)×トルクレンチ=〇 モンキー(押さえ用)×モンキー=×
配管の繋ぎは絶対にトルクレンチを使用しましょう!
あらかじめ、室外機を置く位置は整地して室外機は水平に据え付けしましょう!
コンクリートなどの上に置く場合、勾配などが付いている場合は防振ゴムなどで高さ調整し水平に据え付けしましょう!
ステップ4:真空引き
- 真空引きを行いましょう!
太い配管(ガス管もしくは低圧側)付近にサービスポートがあります。
サービスポートへ真空ポンプが繋いであるチャージバルブを繋ぎます。 - 真空度の確認
真空ポンプのゲージには「針のゲージ」と「デジタルゲージ」があります。お好みで使いましょう。
真空度は「-.100」の数値を保つようにしましょう。
真空引きする配管の長さにもよりますが、真空ポンプ運転から「約15分~30分」運転し、停止して「約15分~30分」は真空度を確認しましょう。
※気圧等により「-.098」などという数値になることがあります。
「-.097以下」になると、どこからか空気が入っている(ガス漏れの原因)可能性があるので注意しましょう!
ステップ5:試運転
- 試運転の基本は冷房運転
まずコンセントプラグを差します。
試運転の基本は冷房運転が良いとされています。機器設置後の最初の運転はしっかり試運転を行い、不具合がないか確認しましょう。
冬場の試運転は、「強制冷房運転」をかけると良いです。リモコンで冷房運転をかけても、室外機が回りません。
1.室内機のルーバーが動いてるか
2.室内機・室外機共に異音がないか
3.冷暖房が効いているか
4.試運転停止後、室内機のランプが点滅(エラー)してないか
以上が大まかな一連の流れになります!
まとめ:初心者が安心して取り組むためのコツ
初心者でもエアコン取り付けが可能になるポイントは以下の通りです
- 必要工具を揃える
- 便利グッズを活用し、作業効率を上げる
- 正しい手順で取り付けを行い、ガス漏れや施工ミスを防ぐ
「この記事を参考にエアコン取り付けに挑戦してみてください!」
・合わせて読みたいエアコン知識
【初心者向け】自分でできるエアコンクリーニングの基本手順と道具紹介!!
エアコンの水漏れが発生する5つの主な理由とその対策法!!
エアコンのカビ臭が気になる!原因とおすすめの消臭&除菌グッズ3選
エアコンの畳数ってどう選ぶ?失敗しないための4つのポイントと適正サイズの重要性