はじめに
突然ですがエアコンの買い替えを考えてるそこのあなた!!!!
このようなお考えはありませんか??
「エアコン工事の金額をなるべく抑えたい。」、「エアコンっていろいろ種類があるし、エアコンの能力ってなに?」、「 どうやって選べばいいの?」、「間違えた大きさ(能力容量)を買ってしまうのが怖い、、、」こういったお考えをお持ちではありませんか??安心してください!
この記事をご覧いただけますとそういった考えを解決することが出来ます。
今回は現役エアコン屋が徹底解説いたします!
是非最後までご覧ください。
エアコンの畳数と適正サイズの関係とは?
エアコン選びで失敗したくないなら、まずは「畳数」と「適正サイズ」の関係を理解することが大切です。適切なエアコンを選ぶと、次のようなメリットがあります。
- 総合的なコスパが良い:エアコンの故障などでエアコンの入替をする際に一番安くなる方法としては「自分でエアコンを注文する」、「個人のエアコン屋さんに工事をお願いする」ことです。
- 冷暖房効率が格段にアップ:適正サイズのエアコンなら、部屋全体をムラなく快適に。
- 電気代が節約できる:無駄なエネルギーを使わず、省エネで家計に優しい。
- エアコンの寿命が長持ちする:エアコンの過剰な稼働を防げるため、エアコン自体も長持ちします。
日常的に快適さと節約効果を合わせ持つには最適な「適正サイズ」、「畳数」に合ったエアコン選びが重要です!
部屋に合わないエアコンを使っているとどうなる?適正サイズの重要性
もし、部屋の広さに合わないエアコンを使っていると、快適さや経済面で以下のようなデメリットがあります。
- 温度が安定しにくい:設定温度に達しにくく、夏でも涼しさを感じにくくなることがあります。
- 無駄な電力消費で電気代が上がる:小さいエアコンだと常にフル稼働し続け、サイズ(能力容量)が大きすぎるとON/OFFを繰り返し、結果的に電気代が上がります。
- エアコンの故障リスクが上がる:過剰な負荷がかかると、エアコン内部に負担がかかり、故障や劣化が早まることも。
適正サイズのエアコンは、効率よく部屋全体をカバーし電気代の節約と快適さを合わせ持つ、一石二鳥です。適正サイズを選ぶことは、基本的な事ということを理解しておきましょう!
エアコンのサイズ(能力容量)が小さすぎると?
小さすぎるエアコンでは、部屋の温度を十分に調整できず、次のような問題が発生します。
上記の「部屋に合わないエアコンを使っているとどうなる?適正サイズの重要性」に近い内容となりますが、しかっりチェックしておきましょう!
- 夏場や冬場に十分な冷暖房が効かない:常にフルパワーで稼働しても設定温度に達せず、快適さが損なわれます。
- 寿命が短くなるリスク:フル稼働によってエアコンに負担がかかり、早期故障につながる恐れもあります。
- 電気代が無駄にかかる:性能以上の出力を続けることで電気代が上がり、コスパも悪くなります。
適切なサイズを選ぶことが、効率的で快適な空間づくりの鉄則です!!
エアコンの畳数の目安とは?部屋ごとに適したサイズを選ぶ方法
エアコンの選び方は、「部屋の広さ」によって異なります。エアコンのカタログなどを見ていると「冷房時 2.2kW 暖房時2.5kW」のような表記や「冷房 6~7畳 暖房6~9畳」このような表記がみられます。
「もう~わけわからん、、、、」って思いますよね。。。泣
ですが、見るべき所は「冷房」です!冷房のkWを参考にして選んでいきます。
また、部屋の向きや日当たり、断熱性も考慮しましょう。特に南向きで日当たりが良い部屋や、窓が多くて断熱性が低い部屋では、少し多めのkWを選ぶと良いです。
お部屋の畳数を計算してみよう
ここまで記事を読んできて、こう思いませんか?
「エアコンを付けたい場所の畳数がわからない」、「内容は把握したけど、自分の部屋は一体何畳なんだ!!」このように思いませんか?
ご安心ください!これから分かりやすく解説していきます。
一緒に計算していきましょう。計算方法をご説明いたします。
1.平面図をみてみよう!
お部屋の畳数計算を解説していくうえで、平面図で解説していきます。
平面図をみるには、まず「部屋を上から見ている」という感覚でイメージしてくだい。
↓このようなお部屋があるとします。
2.平米数(へいべうすう)を計算してみよう!
平米数とは、平方センチメートル(㎡)のことです!計算方法は、、、そう、、、縦×横です!笑
メジャー(スケール)を使って測ってみよう!メジャーの種類は寸法さえ測れればなんでもオッケーです!
↓画像のお部屋を仮に、4m×5mのお部屋とします。
4m×5m=20となります。なので、「20平米」という計算になりました!
3.畳数を計算してみよう!
ここまできたらあとは簡単です!
「20平米 何畳」とググってみましょう!そうすると、、、
10.9646畳=約11畳という結果になりました。
後ほど解説しますが、家庭用エアコンには「6畳用」「8畳用」「10畳用」「12畳用」「14畳用」「18畳用」「20畳用」「23畳用」「26畳用」「29畳用」があります。一般家庭で選ばれる能力は20畳用までが多いです。
先ほど計算したパターンでいくと「12畳用」を選ぶようにしましょう!
基本的には、計算した畳数より高い畳数用のエアコンを選ぶことが大事です!!
※上記の計算方法は天井高2,000mm~2,400mmのお部屋であることを想定しています。
(天井高とは、床から天井までの距離であることを言います)
部屋の広さ別おすすめエアコンサイズ一覧
以下に目安となる畳数と推奨エアコンサイズを記載します!
各メーカーが提供する「冷暖房能力」にも若干の違いがあるため、以下の表を参考に、購入予定のエアコン仕様も確認するとベストです。
エアコンを選ぶ上で、「電圧」もチェックしておいてください!
今まで300台以上のエアコンを取り付け(修理も含む)してきた僕がおすすめするメーカーは「ダイキン」一択です!!!
6畳の部屋 | 2.2kW(冷房)電圧:単相100V |
8畳の部屋 | 2.5kW(冷房)電圧:単相100V |
10畳の部屋 | 2.8kW(冷房)電圧:単相100V |
12畳の部屋 | 3.6kW(冷房)電圧:単相100V |
14畳の部屋 | 4.0kW(冷房)電圧:単相100V/200V両方ある |
18畳の部屋 | 5.6kW(冷房)電圧:単相200V |
20畳の部屋 | 6.3kW(冷房)電圧:単相200V |
部屋に合ったエアコンを選ぶことで、冷暖房効率を最大化し、電気代の削減にもつながります。
※エアコン(室内機)を取り付ける場所にエアコン用のコンセントがある場合は、「室内電源タイプ」を選びましょう!ごくまれに、室外機で電源線を繋ぐタイプ「室外電源タイプ」のものがあります。室内にエアコン用のコンセントがある場合は間違えて買わないようにしましょう。一般的には「室内電源タイプ」です。
まとめ
エアコンの適正サイズ選びは、快適な生活環境の基盤を作るうえで非常に重要です。ここで紹介した「畳数の目安」と「サイズ選びの4つのポイント」を参考に、失敗のないエアコン選びを目指しましょう。
- 冷暖房効率と省エネ効果を両立するため、部屋の広さに合ったエアコンを選ぶことが重要。
- 部屋の位置や断熱性、日当たりなども考慮し、より最適なサイズを選ぶことがポイント。
- サイズが適合しないエアコンを使うと、電気代の高騰や機器の劣化リスクも高まるため注意が必要。
※今回ご紹介した内容は、セパレートエアコンをお考えの方向けの記事です!
(セパレートエアコンとは、室外機1台に対して室内機が1台の1セットであることです。たまに、「マルチエアコン」(室外機1台に対して室内機が2台~数台)であることもあるので注意しましょう!
適正サイズのエアコンで、快適で省エネな暮らしを実現しましょう!
・合わせて読みたいエアコン知識
エアコンのカビ臭が気になる!原因とおすすめの消臭&除菌グッズ3選